(森プラ) 2022年度の活動報告
活動の概要
 当会の2022年度の活動は、新型コロナウイルス感染が蔓延する中での活動となりました。また猛暑の中、熱中症の危険もあり8月には活動を休止しました。年が明け新型コロナウイルス感染も一段落となり、3月には新しい感染対策が発表され、当会の活動も通常の形に戻りました。
森林整備事業
1) 森林整備活動を月4回の定例活動を基本に実施致しました。
   具体的には昨年に引き続き、
   @奈佐原・川上山のヒノキ人工林間伐作業 
   A萩谷・藤山のスギ・ヒノキ人工林の間伐作業 B安岡寺の竹林整備作業 
   C原・村田山の天然林整備作業を行いました。
   また新たに作業 D原・谷郷山の雑木林整備作業を実施しました。
2)安全対策
   森林作業の大前提でもある安全作業を推進するために、
     会員の安全研修を実施しました。    
   会員を対象に
     @タケの伐採研修Aチルホールの取り扱い研修を実施しました。
   新入会員を対象に、
     竹林、人工林での伐採技術のオリエンテーションを実施しました。
   また、活動ごとの事故、ヒヤリハットの報告を受け、
     「2022年度 事故ヒヤリハット事例」を作成しました。
木工クラフトセンター事業
 昨年に続き、運営は休止しました。ただし、木工作業、マキ材の倉庫として活用しました。
野草園管理事業
 事業は終了しました。
アドプトフォレストなどの支援事業
 新型コロナウイルス感染により、休止が続いていましたアドプトフォレスト事業については、上期は1回の支援でしたが、下期は3回の支援を実施しました。
森林ストック調査事業
 事業は終了しました。
市民林業士養成講座
 当会の会員確保の基盤である、高槻市、森林組合と当会が共催して実施する第19回市民林業士養成講座に講師および専任アシスタントを派遣し、円滑な講座運営に寄与しました。 この講座修了者から20名が当会に入会しました。
高槻垣維持補修事業
 JR高槻駅北側の弁天公園に設置されている「高槻垣」の維持補修作業(講座、竹伐採、竹垣更新)を関西大学中等部の生徒と森プラ会員が共同して行いました。
製炭活動
 森林観光センター内に当会が整備した炭窯で、広葉樹の間伐材を有効活用して年間4回の炭焼きを実施し、約1,400Kgの炭を製造し、森林観光センター等に販売しました。
薪作り活動
 針葉樹、広葉樹の間伐材を有効活用して薪作り活動を行い、約1,000束の薪を製作し摂津峡キャンプ場等に販売しました。
植樹事業
 2018年の台風21号による森林被害からの再生を目指し、植樹事業を推進しました。2022年4月高槻市、大阪府森林組合共催の「市民共創の森」に参加しました。 5月大阪府木材連合会が実施する「うなぎの森植樹祭事業」に昨年に続き参加しました。2023年3月3年目を迎えた、森プラ独自事業の樋口山植樹を実施しました。
会員への情報提供
 「NPO森のプラットフォーム高槻ニュース」を毎月発行して会の活動状況の共有化を図るとともに、ホームページの定期更新を行いました。
その他
1)2022年度3月31日現在の会員数は175名です。
2)2022年度活動参加者数は、下記別表の通りです。延べ1,801名が活動に参加しました。
  
活動参加者実績
定例活動  定例日外の活動
定例活動 炭焼き薪作り Bその他  小計 活動日数 アドプト 市民共創の森
うなぎの森 樋口山 高槻垣 五領公民館
合計 866 336 267 1,469 38 15 53 25 16 30 15
定例日外の活動 合計   表中単位 :人 又は 日
  活動日数 :88日
  (参考)2021年度実績 
       合計 1,712人 103日
研修会 Cその他 小計 活動日数
合計 91 87 332 50 1,801
(注)定例活動 :@定例 安岡寺、谷郷山、藤山、村田山(蔵人山含む)
   Bその他 上記以外の定例日活動
          市民共創の森、うなぎの森、田中山、高槻垣、樋口山
          19期生オリエンテーション、井上竹林、川上山 他
  *定例日外活動Cその他
           二料田植え経験、畑中邸、安岡寺自治会館、田中山、川上山
           トーマス幼稚園、二料収穫祭、関大中学、樋口山、ヤナギ伐採、植樹地調査

特定非営利活動法人   森のプラットフォーム高槻
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