(森プラ) 2020年度の活動報告
活動の概要
 本年は、新型コロナウィルス感染対応のために2度の緊急事態宣言を受けて約4ヶ月にわたり定例活動の休止を余儀なくされました。
森林整備事業
1)森林整備作業の整備活動を月4回の定例活動を基本に実施致しました。
   具体的には、@奈佐原川上山のヒノキ人工林の間伐作業A藤山竹林の整備
   B藤山スギ、ヒノキ人工林の間伐作業 C岩谷山ヒノキ人工林の間伐作業 
   D霊山寺樋口山のヒノキ人工林の間伐作業 E安岡寺の竹林整備作業 
   F谷郷山竹林の整備作業等を行いました。
2)2020年3月に発生した事故の経験をもとに、プロジェクトチームを立あ げ
   安全マニュアル作成し会員の皆さまに配布するとともに、
   活動時のリーダーの役割について活動日の朝礼から終礼に至る基本動作を
   取り決めました。
木工クラフトセンター事業
 本事業の受託運営は2018年9月に発生した台風21号の被害を受け休止しています。屋根の応急処理としてブルーシートで覆っていましたが、波板で補修及び入口の破損したトユを補修しました。
野草園管理事業
 台風21号の被害を受け休止しています。 昨年に引き続き倒木処理を行い薪、炭に活用しました。
アドプトフォレストなどの支援事業
 本年度のアドプトフォレストの活動は、新型コロナウィルス対応のためすべて中止となりました。高槻市内I氏の竹林にて竹の間伐を行いました。
森林ストック調査事業
 本年度は新型コロナウィルス対応のため中止となりました。
市民林業士養成講座
 当会の会員確保の基盤である、高槻市、森林組合と当会が共催して実施する第17回市民林業士養成講座に「講師」及び「専任アシスタント」を派遣し、講座運営に寄与しました。  この講座修了者から18名が当会に入会されました。
高槻垣維持補修事業
 JR高槻駅北の弁天公園に設置されている「高槻垣」の補修活動(講座、竹伐採と竹垣更新作業)を関西大学中等部の生徒30名と共同で行いました。
製炭活動
 森林観光センター内に設置している炭窯で間伐材を有効活用して約800Kgの木炭を製造し、森林観光センター等に販売しました。
薪作り活動
 間伐材の有効利用として薪作り活動を行い、約700束を製作しキャンプ場等に販売しました。
15周年記念事業
 森のプラットフォーム高槻は、平成17年3月設立以来15周年を迎え記念事業として@脚付きベンチ5台および芥川桜堤のベンチ5台を高槻市に贈呈しました。また、A15周年記念誌「森と市民の架け橋めざし 〜森プラ15年の歩み〜」を発刊しました。
会員への情報提供
 「NPO 森のプラットフォーム高槻ニュース」を毎月発行し、会の活動状況の共有化を図りました。また、2006年9月に開設したホームページの定期更新を行い、4月はじめにはアクセス数が3万件を超えました。
その他
1)2020年度の退会等の会員減は11名、入会等の会員増は18名で
  3月31日現在の会員数は158名です。
2)2020年度の活動参加者数は下記別表の通りです。
  延べ1,459名が活動に参加しました。
3)樋口山にて林内を整備し、
  サクラ10本、カエデ10本、ウツギ20本、ウメ25本の植樹を行いました。
活動参加者実績
定例活動  定例日外の活動
定例活動 ストック調査 炭焼き・薪割他  小計 匠グループ 木工クラフト
養成
講座
炭焼き
活動
薪作り
活動
 小計
合計 1,076 0 232 1,308 10 0 63 6 2 81
アドプト・フォレスト等の支援 合計   表中単位 :人
  活動日数 :74日
  (参考)2019年度実績 
       合計 2,136人
アドプト その他  小計
合計 0 70 70 1,459
(注)定例活動 :毎月4回の定例活動
   ストック調査 :森林現況調査
   クラフト :木工クラフト
   養成講座 :市民林業士養成講座へのアシスタント参加
   アドプト :事業者と森林所有者をつなぐ間伐作業の技術支援

特定非営利活動法人   森のプラットフォーム高槻
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