（森プラ）　2018年度の活動報告
活動の概要

森林整備事業　本年度高槻市は9月4日の台風21号の直撃を受け森林が大きな被害を受け、私たちの活動にも変化が生じました。　しかし月4回の定例活動を基本に高槻市の森林・竹林等の整備活動を行い、森林の環境保全の向上に務めました。　具体的には昨年度に引き続き、①奈佐原･K氏のヒノキ人工林の間伐作業　②霊仙寺･H氏の人工林の間伐と台風被害木の整理作業③安岡寺の竹林整備作業④南平台･K氏の天然林整備作業⑤原･I氏の人工林の整備作業を行いました。また新たに⑥原・T氏のヒノキ林の雑木伐採作業を行いました。尚、④、⑤の作業は完了しました。
木工クラフトセンター事業　　大阪府森林組合との協調事業と位置付けている、木工クラフトセンターの運営を継続して受託しました。しかし台風21号の被害を受け、9月より営業は休止し倒木処理や屋根の応急修理を行いました。
野草園管理事業　台風21号の被害を受け園内の倒木処理活動を行いました。
アドプトフォレストなどの支援事業　森林組合からの依頼を受けて実施しているアドプトフォレストの支援活動として原城山地区で6企業が参加し実施する竹林等の整備活動の作業指導を行いました。　また二料地区で市農林課が実施している里山体験活動のクラフト作業の指導を行いました。
森林ストック調査事業　本年度は台風21号の影響で中止しました。
市民林業士養成講座　当会の基盤であり、高槻市、森林組合と当会が共催して実施した第15回市民林業士養成講座に「講師」および「専任アシスタント」を派遣し講座運営に寄与しました。　この講座の修了者から13名の方が当会に入会されました。
高槻垣維持補修事業　本年もJR高槻駅北の弁天公園に設置している「高槻垣」の補修活動（講座、竹伐採、竹垣更新作業）を関西大学中等部の生徒と共同で実施しました。
製炭活動　天然林整備における間伐材の有効利用として実施している製炭事業は本年度6回の炭焼きを実施し約1,400Kgの木炭を森林観光センターに納入しました。
薪作り活動　昨年度より本格的に薪つくり活動を行い、年間約1,000束を製作しキャンプ場などに納入しました。
三好山ハイキング道復旧工事　台風21号で倒木などの被害を受け通行不能となったハイキング道を、地元「芥川山城整備保存・服部城山実行委員会」と共同で、高槻市から補助金を受け復旧作業を行いました。
視察研修旅行　会員の知識向上と親睦を目的とした2年に1度の視察研修を行いました。今回は鳥取県智頭林業へ52名が参加して実施しました。
会員への情報提供　「NPO森のプラットフォーム高槻ニュース」を毎月発行して会の活動状況の共有化を図りました。またホームページの定期更新も行いました。
その他　①　2018年度の退会等の会員減は6名、入会等の会員増は13名で　　　　3月31日現在の会員数は147名です。　②　2018年度の活動参加者数は別表の通りです。　　　　延べ2,476名が活動に参加しました。

活動参加者実績
	定例活動等			その他の活動
	定例　活動	野草園活動	小計	匠ｸﾞﾙｰﾌﾟ	クラフトセンター	ストック・養成	炭焼き活動	炭焼き活動	小計
合計	1673	11	1684	172	225	66	194	32	689
	ｱﾄﾞﾌﾟﾄ・ﾌｫﾚｽﾄ等の支援			合計	表中単位　人（参考）2017年度実績　合計2420人
	ｱﾄﾞﾌﾟﾄ	その他	小計	合計
合計	71	32	103	2476
（注）定例活動　　：毎月４回の定例活動　　　野草園等　　：野草園の整備活動等　　　匠グループ　：ベンチや花壇等の製作活動　　　木工クラフト：木工クラフトセンターの運営参加　　　ストック講座：ストック調査および市民林業士養成講座への参加　　　炭焼き活動：炭焼き活動　　　薪作り活動：薪作り活動　　　アドプト等　：アドプトフォレスト活動等への参加　　　その他　　　：外部よりの委託による活動等

２０１８年度のトピックス
１、「うなぎの森」ネット張り拡大　　　　　　（１８年５月・原・神峯山寺の森）

２、台風２１号による「木工クラフトセンター」の被害（１８年９月・樫田・森林観光センター）

３、第５回　視察研修旅行（１８年１０月・鳥取県智頭町森林組合）

４、関西大学中等部とのコラボで「高槻垣」のメンテ（１８年１０月・白梅町・弁天公園）

５、芥川山城のハイキング道（台風２１号による被害）の整備（１９年３月・原・三好山）
整備前　　　　　　　　　　　　　　　　　整備後　　　三好山頂上・城山主郭跡からの大阪平野の眺望
６、高槻市バス停にヒノキ製ベンチ納入（高槻市緑花推進連絡会からの寄付）（１９年３月・南平台、土室）

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