(森プラ) 2006年度の活動実績
活動の概要
 当会設立後、1年以上が経過し、徐々に森林所有者や行政等に当会の知名度や信頼度が増したことにより、前年度以上に活発化してさまざまな活動に取り組むことができました。

 市民林業士による森林整備等の活動については、所有者の依頼を受け、高槻市原地区において民有林の天然林整備(約1ha)、人工林の間伐(約2ha)、竹林の間伐(約1ha)を行ない、地域森林の整備に寄与することができました。

 また、森林整備で発生した間伐材等を利用していろいろな木製品を製作販売しました(下表参照)。この取り組みにより、木材の有効利用が図られたとともに、利用者や通行人にその意義を普及することができました。さらに製品を通じて当会の宣伝もできました。
木製品の取り扱い実績
品名【規格】 数量・規模 依頼・購入者(設置箇所)
木杭【ヒノキ4尺他】 50本
ワッペン【小径間伐材の輪切り】 1,500枚 大阪府
割竹【コンクリート柱美装用】 13脚 高槻都市開発(高槻駅前)
100束
間伐材ベンチ 12脚 公友会(高槻市内公園)
竹【長さ2mの丸竹】 80本 平安女学院
 イベント数も前年度より増えました。木工クラフト教室は、5月3日〜5日と8月12日〜14日に高槻森林観光センターにて実施し、多くの家族連れに木や竹を使った木工体験を指導することができました。

 10月14日には森林組合と共同(JR後援)で林道ハイキング(出灰〜森林観光センター)を実施しました。遠くは和歌山県や滋賀県からも来られ、約70名の参加者に高槻の森林を体験していただきました。

 11月17日には森林組合が実施したGE money社の社員森林体験において、間伐作業の指導員を派遣し、初心者に安全な作業指導をしながら、森林の良さを伝えることができました。

 1月26日〜28日には高槻市役所で開催された「高槻市エコフェスタ(環境展)」に間伐材ベンチやクラフト作品、解説パネル等を展示し、当会の活動PRを行いました。

 以上のように年間を通して様々な活動を実施し、会員の参加延べ人数は1,018人にものぼりました。

 新規会員は、2006年12月に市民林業士養成講座(高槻市、大阪府森林組合共催)を修了した方々に入会勧誘した結果、23名の修了者のうち18名もの方に入会していただき、3月31日現在、正会員数は計67名となりました。


特定非営利活動法人   森のプラットフォーム高槻
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